何度もダイエットに失敗し、なんて意思が弱いのかと嘆くひとは多い。
だが海外の研究結果によれば、食べ物のなかの、ある成分のせいだという。
ほんの一口だけのつもりだったのに、
ポテトチップスをまるまる一袋食べてしまった。
我慢できないほど甘いものが食べたくなって
夜のコンビニに買いに走ってしまった、
そんな人は、食物依存症かもしれせん。
アルコールやたばこ、ドラッグと同じように、
食べ物にも依存する人は多いという。
ドーパミンという脳内物質分泌されます。
ドーパミンは快楽や満足感に深く関連する脳内の神経伝達物質。
これが枯渇すると、同じ方法で快楽を得ようと繰り返し、さらに量を増してドラッグを求め、依存症になる。
食べ物についても同じ事が言えます。
ドーパミンはストレスを和らげ幸せな気分にさせる、人間にとって必要な物質だが、
自分へのご褒美として適量に食べるのは
問題ありませんが、自分の意思に反して習慣化するのは注意が必要です。
ラットの実験では、
クッキーやミートパイなどの加工食品を与えられたラットのグループは、朝も夜も関係なく、見境なく食べるようになりました。
ラットの脳内のドーパミンが分泌され快楽をえるようです。
150パーセントも多くカロリーを摂取してしまい、2週間後には体重が10パーセントも増えています。
健康的な食事を与えたラットは、必要な分だけを食べればお腹がいっぱいになり、食べすぎるということはありませんでした。
依存度の高い加工食品には、自然界に存在しない人工的な成分が含まれ、
それらが私たちの健康を脅かす可能性がある。
まず一番に注目しているのはトランス脂肪酸てす。
常温で液体の食物性油に水素を添加して、
人工的に固形に製造された油。
食べすぎると、脳血管障害、心筋梗塞などの虚決性心疾患、認知機能低下のリスクが懸念されています。
依存性の高い食べ物ランキング
1、ピザ
2、チョコレート
3、ポテトチップス
4、クッキー
5、アイスクリーム
6、フライトポテト
7、チースバーガー
8、ソーダ
9、ケーキ
10、チーズ
11、ベーコン
12、フライドチキン
13、ロールパン
14、ボップコーン
15、朝食用シリアル
トランス脂肪酸は、ランキング1位ピザの生地
3位ポテトチップス、4位クッキー、6位フライドポテト、9位ケーキ、そしてファストフードなどで幅広く使用されています。
水素添加のためには、油に水素原子を加えながら高温に熱するので、有害なトランス脂肪酸が生じる。
こうしてできる人工的な脂肪酸は、天然の脂肪酸とは化学構造が異なっている。
私たちの体は天然の脂肪酸は処理できるが、トランス脂肪酸は人間の体にはふさわしくなく、
さまさまな健康上の問題の原因となる。
特定の食べ物の依存症になっても、
約6ヵ月、バランスのよい健康的な食生活に切り替えれば、依存症から抜け出せるという
研究結果があります。
しかし、重度になるほど、自分の意志でコントロールすることは困難です。
そのためまずは症状を知って、早期対応することが必須です。
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